カサンファペ　騒がしい仮想通貨市場

韓国では最近、仮想通貨（가상화폐：カサンファペ）がよく話題に上がっています。
テレビ、ラジオから가상화폐という言葉が毎日のように聞こえてきます。

仮想通貨とは

日銀のホームページによると、「暗号資産（貨幣通貨）」とは、インタネット上でやりとりできる財産的価値で、次の性質をもつものと定義されています。

１　不特定の者に対して、代金の支払い等に使用でき、かつ、法定通貨（日本円や米国ドル等）と相互に交換できる

２　電子的に記録され、移転できる

３　法定通貨または法定通貨建ての資産（プリペイドカード等）ではない
引用　教えて日銀

代表的な暗号資産には、ビットコインやイーサリアムなどがあります。

韓国での仮想通貨の話題をまとめると次のようになります。

ここ１年で大幅に上昇している。例えばビットコインの場合、価格が、過去１年で5倍以上を記録した。

取引所が多数あるが、規制への対応の難しさから閉鎖を決める取引所もある。

仮想通貨の数が他国と比べて多い。

韓国では一日の取引量が株式市場を上回ることがあり、時価総額も３年余りで１０倍近くに膨らんでいる。

４月も乱高下の動きがあり、１日で１０％以上下落した日がある。

今年に入っても取引所への登録者が増加し、２０代・３０代の若者の投資が目立っている。

取引数や取引量が増えれば、手数料の収入も上がるため、大きな利益を得ている業者がある。

新聞、テレビ、ラジオでは、投資の加熱を懸念する報道が比較的多く、投資家に対する冷静な判断の呼びかけを行う様子も見られる。

など課題がある。