ドロドロのコサリユッケジャン
写真からもわかるどろりーんどろどろの食事。
済州島のコサリユッケジャンです。
ユッケジャンと言えば、赤くて辛いようなイメージ。
でもコサリユッケジャンは赤ではありません。
全体的に茶色の料理です。
🥄 コサリユッケジャンとは?
コサリユッケジャン(고사리육개장)は、豚肉と豚骨で煮出したスープに、細かくしたコサリ(고사리=ワラビ)とスユク(수육=茹で肉)を入れて、そば粉などを混ぜて煮込んだ汁物です。
済州では宴席などで用意された食事だそうです。
日本では、なかなか食べれない食事。
見た目では、味の想像がつきません。
🥄 人気店のウジンヘジャングク
済州島のコサリユッケジャンといえば、
済州市三徒2洞にある「ウジンヘジャングク」という食堂が人気店として有名。
人気の秘密は何かな?
どんな味なのかな?
気になったので行ってみました。
店の目の前には、大きめの駐車場がありました。
詳しく確認しませんでしたが、たぶんコインパーキングです。
車で来るお客さんが多いようで、駐車場に止めた車から数人が下りてきてお店の前に並ぶ。
次々とグループ客が来る。
男性も女性もいる。
そんな光景でした。
陸地(ユクチ)から観光で来た人たちが多かった印象です。
お客は韓国人ばかりです。日本人には会いませんでした。
そもそも済州では空港以外で、ほとんど日本人を見かけませんし。
バスでもアクセス可能です。
目の前の大通りに出るとすぐバス停(서문사거리:ソムンサゴリ)がありました。
ただし、お店が空いている早朝にはバスがありません。 済州のバスの乗り方
旧済州エリアに宿泊しているのであれば、早起きして徒歩で行くのがいいかな?
もちろんタクシーでも行けます。
当時の営業時間は朝6時から夜10時まで。
通常の朝食時間帯(朝7時ころ)に行くと、すでに店の外にはお客がたくさん並んでいました。
冬の午前7時で入店待ちの列!
店の前には「야쿠르트 아주머니(ヤクルトアジュモニ)」のような方が1人!
販売カートを置いて、入店待ちのお客さんのために飲み物を販売していました。
食後に飲みたくなるのでしょうか?お店を出た後に買って飲んでいる人もいました。
こんなに並んでいたら、いつ入店できるかわからない。
午前7時のウジンヘジャングクは諦めました。
別の日の早朝の写真です。
日の出前です。午前6時過ぎ。
順番待ちのお客はいませんでしたが、ほぼ満席です。
外からわずかな空席が見え、待たずに入店できそうでしたので朝食をとることにしました。
席についたところでちょうど満席!!
日の出前のオープンラン(오픈런:Open Run)食堂なのかもしれません。
🥄 メニューは?
コサリユッケジャン(고사리육개장) 、モムグク(몸국)、サゴルヘジャングク(사골해장국)の3種のスープ。
他に緑豆ピンデトクと飲み物類があります。
メニューが少ないので選びやすいです。
店内をチラッと見ると、コサリユッケジャンを食べている人が多いようでした。
韓国の方が書いたブログには、モムグク、サゴルヘジャングクもちらほら紹介されています。
それらもおいしそうです。
注文したのはコサリユッケジャン
ウジンヘジャングク に行って注文したのは、やっぱりコサリユッケジャン。
厨房からは「ガチャガチャ」と食器がぶつかり合うにぎやかな音。
調理補助や配膳などの店員さんが、何人もいるようで手際よく準備していました。
あっという間にテーブルに、コサリユッケジャンとミッパンチャンが準備されました。
とりあえず、スプーンで具を動かしてみて感触を確かめて、すくって一口。
しょっぱくもない、辛くもない、酸っぱくも甘くもない。
???
うまーいっ!と声を上げるほどの味の強さはありません。
何だろう?何なんだろう?とすくってみたり混ぜてみたり。
〇〇のような料理だねと答えを出そうとしましたが、よくわかりません。
食べている間、謎だらけでした。
とてもやさしい味で、食感も珍しく、これは美味しいね。
行列ができるのも納得だね。
というような会話をしていた記憶があります。
が、1年以上経過した今ではどんな味だったのかもう忘れてしまいました。
明け方の空が真っ暗な時間帯の朝食でしたが、さっと完食してしまいました。
食後に胃がつかれたりすることは一切ありませんでした。
当時は機会があったら、もう一度食べたいなと思っていました。
が、今ではどんな味だったのか思い出せません。
味を思い出せないコサリユッケジャン・・・。美味しかったことは確かなのに。
表を見ると入店待ちが
食事を済ませたころには、お店の前には入店待ちのお客さんが何人かいました。待たずに入店するには早朝しかないのかな?もしかしたら夜🌙なら空いているのかな?
おわりに
ウジンヘジャングクの早朝(冬⛄)の混雑状況について書きました。
味は忘れてしまいましたが、行ったぞ!という思い出がしっかりと残るお店でした。