「おうちで楽しむ韓国風焼肉」も回数を重ね、だいぶ慣れてきました。
以前、厚さ5センチの豚バラ肉を焼いた様子をお伝えしました。
今回は、厚みが2.5センチの肉でサムギョプサルを作ってみました。

豚バラ肉は、精肉店で購入しています。
過去に購入した肉ブロックの大きさ
近所の精肉店では、ディスプレイされている豚バラ肉の大きさが、5×5×30cmくらいです。今までは、陳列されているサイズのまま購入していました。
5センチ厚の肉の焼き方
5×5cmの太さの肉を焼くと、周りをしっかりと焼き上げても、内側になかなか火が通らない感じです。
肉の内側に火を通すためには、焼きながら何回かカットしなければなりませんでした。
韓国での肉の厚み
韓国で、サムギョプサルやオーギョプサルを注文すると、生肉がぐるぐると巻かれたような状態でお皿にのせられてきて、鉄板の上で広げてくれるような記憶があります。つまり、ぐるっと巻ける厚さだったと思います。
巻いていないお店の場合では、5×5cmほどの太さではなかったような感じもします。(上の写真)
レシピ動画を確認
韓国人が作成したYouTubeのレシピ動画など、いくつかのサイトでサムギョプサルやオーギョプサルの生肉の大きさを調べました。
美味しく焼くためのサイズとして、約5cmの厚さの肉であれば、約2.5cmの厚さに切ってもらい、2つのブロックを重ね合わせて倒れないようにして、まず、脂身を下にしてフライパンの面に置き、焼きこむというような情報がありました。
その動画では、約2.5cm厚でしっかりと焼けていました。
※上の写真は、網焼きですし、脂身を下にせず幅の広い面を下にして寝かせているので、今回の「おうちで韓国風焼肉」とは少し違う焼き方です。
肉の厚みを指定して購入
今回は厚みを変えてみようと思い、精肉店で、厚さを約2.5cmにしてもらえるか尋ねました。
快く応じてもらいカットしてもらいました。
希望のサイズどおりに豚バラ肉を購入することができました。

肉の量
厚さ2.5×幅5×30cmの肉を4本購入しました。
今回のおうちで焼肉は5人です。5人でぴったりの量でした。副菜をたっぷりのせて、サンチュで包むので、お腹が満たされやすいのかもしれません。
肉の値段
肉の値段は、4本合わせて約1,700円でした。韓国のお店ですとミッパンチャン込みですが、1人1,700円以上はするでしょう。サンチュや副菜で使う野菜も家庭菜園で収穫できるので、おうち焼肉はとても経済的です。

焼きやすさ抜群
厚さ2.5cmの焼き易さは抜群でした。
- フライパンに少量の呼び油をひき、ニンニクを肉と一緒に焼きます。
- 肉の脂身を下にして焦げ目がつくほど焼きこみます。
- 残りの面を順番にしっかりと焼きこみます。
- フライパンの形状から肉の端に火が通りづらいときは、端を切り落として個別に焼きます。
- 周りをしっかりと焼いたら、途中で一度、레스팅(Resting:レスティング)をして内側に熱を伝えます。
- 次に、食べるサイズにカットしていきます。カットするとまだ内側がピンクがかっています。
- カットサイズの状態で、もう一度しっかりと焼いて完成です。
暑さ5cmのときは、カットが大変だったのですが、2.5cmの場合、ある程度火が通っていれば、サクサクと切れます。
ただ、長さ30cm×4本なので、後半は握力が低下してきます。

肉の味
今回も、脂身の面には塩のみ、脂身以外の面には塩とこしょうで下味をつけました。今まで、下味をつけて3~40分寝かせてから焼いていましたが、下味後に時間が経つと、旨味が染み出してしまうという情報があったので、今回は下味をつけてから約5分後に焼き始めました。
塩味が脂身に染み込んでおり、脂身の部分の味がとてもおいしかったです。
肉全体としても、とても上手く焼けて味も最高でした。

結論
厚さ5cmを焼くよりも断然良かったので、次回も2.5cmにオーダーカットしてもらい作ることにします。